教科書採択、中学校 歴史と公民の自由社・育鵬社 にNO!

2011年7月25日 11時15分 | カテゴリー: 活動報告

江東区千石に教科書図書館があります。ぜひ一度、行ってみてください!!

7月、江東区千石にある教科書図書館(教科書研究センター付属 教科書図書館) *へ行ってきました。
ここには、小・中・高等学校及び特別支援学校の教科書や、1949(昭和24)年以降の検定教科書、諸外国の教科書、教育・研究資料などが収集・展示されています。

今回の2011年 中学校 教科書採択にあたり、中学校社会の歴史的分野と公民的分野の教科書(自由社・育鵬社・清水書院・教育出版ほか3社)を読み比べてみました。

自由社と育鵬社の歴史教科書は、漫画の挿絵が多く、特に自由社は神話について神々の系図を掲載するなど、史実より当時の人々の物事の考え方を重要視して主観的表現が多く見受けられました。
史実を伝える歴史の教科書が、歴史的事実や資料がよりも、当時の人々の考え方を重視し掲載しているということは問題です。
と同時に、このような教科書が義務教育の中学校教科書として採択される可能性がある事実にも驚きです。

6月中に教育センターで行われた教科書展示会は、唯一、区民や教師が意見をアンケートという形でだすことができる場ですが、区報7面の小さな広報のみでHPでの周知はなく、これでは知らせたくないのではないかと思うほど、関心のある人以外気が付きません。
さいわい江東区には教科書図書館があり、さまざまな教科書を閲覧する事ができます。

2006年 教育基本法のもとの新指導要領による教科書。実際にどのような教科書が検定を通ったのか、採択された(される)のか、これから子ども達が手にする教科書を是非一度、手に取って読んでみてください。

今回から採択方法を教科ごとに変更したため、いち早く7月22日の教育委員会で、歴史と公民の教科書採択が行われ、自由社・育鵬社の教科書の採択を回避できました。8月には23日と26日に教育委員会が開かれ、全教科書の採択が行われます。

*)教科書研究センター付属 教科書図書館
住所、江東区千石1−9−28
開館日は月曜日〜水曜日、時間は9時半〜4時半
資料の館外貸出不可・高等学校生徒以下は入館不可
現行の教師指導書や一部資料以外、複写、可能。(1枚30円)