~地域防災、まずは 一人ひとりが地域にいる人を知り、地域にある物や場所を知ろう~

2014年12月7日 14時35分 | カテゴリー: 活動報告

江東・生活者ネットワークは、本年1月、区内に318隊ある災害協力隊に対しアンケート調査を行いました。 

1130日(日)江東・生活者ネットワーク主催の公開討論会 “我がまちの防災”にひと言 1部は災害協力隊アンケート調査報告と問題提起、2部は公開討論~私がすること・地域ですること・行政がすること~として、医療ソーシャルワーカーの蔵方伸枝さんをコーディネーターに迎え 江東区で日頃、防災の活動を行っている4人の方がたと、其々の活動とともに、参加者全員で地域防災について意見を交わしました。

 

 

アンケート調査を通して私たちが感じたことは災害が起きた時に、『誰も「逃げ遅れない」まちづくり、地域づくり』は、日ごろから『誰もひとりにしない』地域をつくること

 

 公益財団法人市民防災研究所の伊藤英司さんは

女性を入れた組織づくりと防災資器材の平常時の活用と、それぞれの地域にある防災資源(工務店、金物店、雑貨店、医薬品店等)を探し、地域の防災マップ作りのすすめ

・災害協力隊だけの活動、対応ではなくさまざまな団体との連携で対応力をつける

・全住民が各自の安否確認を拠点に報告することで、迅速に対応できる仕組みづくりのすすめ

 

 SOS江東(災害ボランティア)の小原忠直さんは

道路に枯葉が散乱していると目の不自由な人は転び、立ち上がった時には方向を失う、自転車が放置してあれば、ぶつかってしまう。耳の不自由な人は防災無線は聴こえない。日々の生活のなかで、同じ地域に暮らす者同士、困難を抱えている人と知り合い、支え合う意識を持つことで、行動が変わってくる、まずは出来ることから実践することの大切さを語られ

 

 ファミール浜園災害協力隊隊長の山口浩(防災士)さんは

マンションは一つのまちであり まちづくりは人づくりであるというおもい。そして、一つのマンションが一町会として管理運営をしている実践や、防災備蓄倉庫の写真入りストック品リストや、実際の防災訓練のチラシを紹介され、より具体的に参照例として提示していただきました。

 

 江東区防災課課長の岩井健さんは

自助の重要性とともに自分たちが暮らす居住地の地域特性を知るこ各地域の地勢や居住家屋、避難所・避難場所・給水所などの施設、危険度ランク等の情報を理解し家族とともに確認することを今後も啓発してゆくとのこと。

 会場からは、それぞれの災害協力隊の悩み、あるいはマンション管理運営上の質問、地形の問題など様々な質問や意見が交わされました。

 

 そしてコーディネーターの蔵方伸枝さんは災害時の要支援者把握に欠かせない地域の介護保険の要支援者・要介護者を把握しているケアーマネージャ―の存在とその重要性や、日ごろから地域で活動している様々なひとたちとのつながりが防災力強化につながると発言。

 

 共助の要である災害協力隊は、地域によって様々であり、だからこそ1つの隊で活動するのではなくさまざまな団体とつながり連携し情報を共有しながら活動することの重要性を感じました。防災関連だけではなく、介護や子ども関連の団体とつながり、連携することで地域力が強化できるのではないでしょうか?

 日々の暮らしの中で、一人ひとりが意識しながら住んでいる地域を見渡し、地域で共に暮らす人たちと声を掛けあい、お互いを想いつながりあう。そのつながりを防災力、地域力にするために、行政には、自助の重要性の啓発活動とともに、災害協力隊やさまざまな活動団体の周知や、それらの団体が連携するための支援や、コーディネートが求められると感じました。