安倍9条改憲NO!全国市民アクション 11・3国会包囲大行動に参加

2017年11月9日 13時40分 | カテゴリー: 活動報告

 11月3日 デモ参加の人たちで混みあう国会議事堂前駅改札口から、人の間をすり抜けながら地上へ。国会正門前へ向う大勢の人の波に乗り、14時からスピーチが行われるステージ付近に。たどり着くまでには、「安倍9条改憲NO!」「憲法守り生かせ!」 「安倍政治を許さない!」など、さまざまなプラカードや各団体の旗が所狭しと掲げられていました。

以下は、4人の方のスピーチです。

立憲民主党の枝野幸男代表

「安倍総理はなぜ内閣総理大臣の権限を預かっているのか?憲法のルールに基づいて行政権が委ねられている。
憲法のルールにしたがって権限を行使しなければ正当性は有り得ない。立憲主義を守るということは、選ばれた人間にとっての最低限のルール。
私たちは国会では少数派ではあるが、有権者が9条を改悪してよいという白紙委任をしたわけではない。いま日本は立憲主義の危機に直面しているが、気づいてない人が大勢いる。一人でも多くの人にこの危機を伝えましょう。
立憲主義を守り、民主主義を取り戻すために、国会の中の戦いと国民とともに歩む戦いを車の両輪として頑張りたい。」

ジャーナリストの鎌田慧さん

「安倍総理は「人づくり革命」ということばをつかいはじめたが、革命は政府を変えることを指すのであり、政府自らが革命を掲げることはおかしなこと。憲法9条に自衛隊を明記するという事は、平和な草原に裏切りの地雷を仕掛けるようなことであり、あってはならない。
政府の沖縄や原発推進のやり方は民意に背いたファシズム的なやり方であり、許されない。
今、わたしたちには大きな行動が必要。国会のなかでは小数派だが、市民の力で集会やデモなど国会外のあらゆるところで行動をひろげ、憲法改憲の発議をさせない、日本の民主化を進めていきましょう。」

作家の落合恵子さん

「私たちは安倍政権に白紙委任状を渡してはいません。そもそも与党は全投票率の20%をとっただけで、議席の7割を占拠しました。80%の国民は与党を支持していません。
国民が求めていない、国難突破解散を行い600億円超の税金、選挙費用をつかいました。解散などせず、その600億円で自民党が行おうとしている子育て支援や東日本大震災の被災者支援、東京電力福島第一原発事故の被災者支援をすべきではなかったのではないでしょうか?
オスプレイで苦しむ沖縄に国難を与えているのは誰か?市民の安心と安全に国難を与えているのは誰か?
安倍政権の使う『謙虚』とは「市民を無視、横暴、考えの違うものを抹殺する」ということで、私たちが使う『謙虚』「人と人が結びあい、「今日の味噌汁美味しいね。」とうなずきあって、ともにいきていくこと」と全く異なるもの。
私たちの本当の安全保障『原発を無くすこと。米軍基地をなくすこと。憲法を守ること。』を実現させましょう。それが私たちの生きる権利であり、責任です。』

ICAN国際運営委員の川崎哲さん

「今年7月に国連で加盟国の2/3の122カ国が賛成し、核兵器禁止条約が採択された。
広島、長崎原爆投下から72年を経てようやく「あらゆる核兵器を全面禁止し、廃絶する」ことが国際法で定まった。
原爆投下による苦しみから核兵器廃絶を願うことと、日本国憲法9条に不戦の誓いを立てたことは、日本が第二次大戦から得た二つの重要な教訓であり、戦後の日本をどう作るかという二つの大きな優先目標であったはず。しかし今の日本政府は核兵器禁止条約に反対し、平和憲法を変えて壊すという、進むべき方向とは正反対の道を歩み、世界各国から心配されている。
政府は北朝鮮の脅威を理由に9条を変えるというが、北朝鮮の核問題が深刻であるならば、やるべきことは核兵器禁止条約に署名し、さらに北朝鮮に対しても署名をせまるべき。署名に反対し、憲法9条を変えるという事は、将来日本は戦争をする国になると世界中に宣言することになる。11月3日憲法公布の日に改めて、原点に返り、二度と戦争をしない、決して核兵器使用を繰り返さないために、憲法9条を守り、生かす。核兵器禁止条約に署名し、条約がはやく発効されるように、国際運動を盛り上げることが私たちの進むべき道です。」

11月3日、様々な方のスピーチを聞き、改めて71年前に公布された憲法が、日本にとって大切な宝であること、平和の礎であったことを実感。

そして、このようなスピーチを自分が子どもの頃、学校や色々な場面で聴けなかったことを思い出し、これからは憲法の大切さとともに、立憲主義の重要性と、今の日本の危機的状況を発信していこうと心に刻みました。