映画「ニッポンの嘘~報道写真家 福島菊次郎 90歳~」で憲法を考える

2018年8月21日 16時26分 | カテゴリー: 活動報告

福島菊次郎さんは1921年山口県に生まれ、戦後、戦争孤児を撮影し救援物資集めの写真展を開いたことをきっかけに写真の道へ進みました。激痛に苦しむ被爆者の姿などを撮った写真集「ピカドンある原爆被災者の記録」を1961年に発表。全共闘運動や自衛隊、公害、祝島(山口県)の原発反対運動、震災後の福島などを取材し、問題点を訴えてきました。

この映画は、そんな90歳の福島さんの日常を含め生涯の活動を追ったドキュメンタリー映画。「表に出ないものを引っぱりだして、叩きつけてやりたい」、「原爆スラムを広島の恥部とし真っ先に取り壊した後つくられた、平和記念公園を写そうとは思わない」「広島に限ることなく、日本全体が嘘っぱちなの」と語る福島さんのことばが心に残ります。更に温和な口調とは逆に、ひとたびカメラを構えた途端、全身が事実を写し取る「カメラ」となり、あらゆる角度から次つぎとシャッターを押し続ける姿に心が揺さぶられます。

福島菊次郎という報道写真家の生きる姿を垣間見ることで、今までとはちがった視点で、「憲法」「戦争」「自衛隊」そして『日本』について向き合うことができました。

そして、これを糧にどう行動するか?
常に信念を持ち、ブレずに行動し続けるという、大きな課題を突き付けられた映画でした。